文化庁 令和3年文化庁伝統文化親子教室事業>

宇治会場

令和4年1月22日(土) 13:30~14:00

綾部会場

令和4年2月6日(日) 13:30~14:00


能は演劇の一つです。
ただ、テレビや映画で見る演劇とはちょっと変わっていて、能は舞と音楽が中心です。
「謡(うたい)」という声楽と「囃子(はやし)」という楽器演奏に乗せて、構(かま)えと型(かた)からなる舞(まい)の動きで物語を進めてゆきます。
もう一つの特徴は、「能面」あるいは「面(おもて)」という仮面を使う仮面劇です。

みどころ

演目:船弁慶(後半)

義経記に出てくる「義経都落ちの事」や平家物語を典拠とし、おなじみの判官源義経や武蔵坊弁慶、静御前などが登場する能で、弁慶の語りを中心に物語は進んでいきます。

大海原のシーンでは、舞台上には作り物の舟があるだけなのに、船頭の船を漕ぐ棹さばきや、嵐が始まってからの囃子方の激しい演奏により、本当に荒れ狂う海が見えるかのような演出がなされている点も見どころの一つです。